エスケープR3のチューブ交換に挑戦
ジャイアントのエスケープR3(2006モデル)のフロントのチューブを交換してみました。写真大量です。
以前フロントタイヤがパンクした時「チューブはタイヤ交換する時でいいや」という感じだったのですが、それなりのスピードや高い空気圧で使用するため、念のため予備チューブに交換しました。作業自体は前回のパンク修理とだいたい同じなのですが今回のほうが写真が多いので見やすいかもしれません。
今回交換したのはシュワルベの700×28C用エクストラロング(バルブ長60mm)です。予備チューブとして数年前に購入したもの。
SCHWALBE(シュワルベ) 700×18/28C用チューブ 仏式ロングバルブ 15SV-EX.L
まず念のため交換するチューブに空気を入れてみます。初期不良とか経年劣化などを調べるためです。
空気入れはパナレーサーの携帯用を使用しました。いつもメッセンジャーバッグの中に常備しています。
Panaracer(パナレーサー) ミニフロアポンプ [フットステップ装備] 米式/英式/仏式バルブ対応 BFP-AMAS1
無事空気は入りましたが、バルブが甘め(?)でちょっと緩めるだけで空気が漏れてきます。これで大丈夫なのかなーと思いながらも作業を進める(空気圧を通常通り高くすれば問題ありませんでした。作業後に判明)
次に、タイヤの空気を抜きます。
バルブリング(ロックリング?)を取る。
タイヤのビード部分を揉んでチューブやタイヤの癒着を剥がす。
バルブの反対側付近にタイヤレバーを差し込む。金属製のタイヤレバーだとホイールを傷つけてしまうかもしれないのでプラスチック製が良いです。このオレンジのは100均のだったような。
SCHWALBE(シュワルベ) タイヤレバー(3本セット) TIRELEVERS
上から見るとこんな感じ。
もう一本のタイヤレバーを使ってホイールからタイヤを外していきます。
タイヤ交換するわけではないのでタイヤの片側だけ外せればOK。
バルブリングを外す。
バルブの反対側からチューブを引っ張り出します。
上から。
そして最後にタイヤをちょっとずらしてバルブを引っこ抜きます。
抜けました。
左が新しい60mmバルブ。純正は40mmくらい?
以前パンク修理した跡を確認。ほとんど一体化しちゃうんですね。結構驚きでした。
このまま乗っても問題無さそうな感じ(笑)
前回の修理の際にはパナレーサーのイージーパッチキットを利用しました。なかなか優秀ですね。
Panaracer(パナレーサー) イージーパッチキット [パンク修理パッチ] RK-EASY
純正のチューブにはゴムの合わせ目がありました。結構な段差です。
新しいシュワルベのチューブにはこの様なリブがあるだけで、先ほどのような大きな段差はありません。品質にちょっと期待しちゃう。
シュワルベのチューブはインドネシア製です。ゴムの生産といえばインドネシア。車(AW11)にもインドネシアのタイヤ使ってます(笑)
純正は台湾製でした。まぁジャイアントですからね。当然といえば当然。
バルブのホールはちょっとバリが残ってます。でも特に問題無さそうなので見なかったことに。
裏側はこんな感じ。リムテープの寿命は調べていないので分からないのですが、今度のタイヤ交換時にやったほうが良さそう。
作業の続き。新しいチューブをバルブホールに入れます。当然ですが先ほど入れたチューブの空気は抜いておきます。
チューブを入れていきます。
チューブが入れ終わったの図。
少し空気を入れてチューブを正しい位置に。
タイヤ・・・大丈夫かな・・・。
こんなのも出てきてるのですが・・・。
あとはタイヤを入れていくだけです。写真のようにバルブの反対側からハメていき、最後にバルブ周辺をリムに収めます。
もしかしたら今回でこれが一番大変な作業だったのかも。二本同時に使って入れるとラクです。
タイヤを入れ終わりました。
チューブを噛みこんでいないか、注意深くビード周辺を揉んだり押したり。少しづつ空気を入れます。
特に異常がなければ携帯用ポンプでそこそこ空気が入る程度に入れます。
バルブリングを軽く締めます。
そして自転車にセットして指定空気圧通りにポンプで空気を入れて終了です。
Panaracer(パナレーサー) NEW 楽々ポンプ [イエロー] 米式/英式/仏式バルブ対応 BFP-PSAY1
純正のチューブは一度パンク修理していても、応急用としてまだ使えそうだったので念の為にスペアパーツとして取っておくことに。多分使わないと思いますケド。
というわけで交換が完了したのですが、今は梅雨で雨が降っているのでいつ試運転出来るのか分かりません。交換手順は間違っていないと思うのですが、念のためサイクルショップやタイヤメーカーなどのサイトを参考にどうぞ。
ちなみに私は前回パンク時に一度行なっているので、今回は自分の経験だけで交換しました。意外と覚えているものですね。
2013 6/24 追記
交換した次の日に10kmほど試運転してみましたが、特に問題もなく走れました。現在の空気圧はF:600kPa、R650kPaで走っています。以前はF:650kPa、R:700kPaだったのですが50kPa下げただけでとても柔らかな印象になりました。リアがまだゴツゴツした印象なので、リアも600kPaにして様子を見ようと思います。
2013/07/16追記
600kPaだと走行にギリギリな気がしたので現在はフロント、リアともに650kPaに設定して走っています。少々固めの印象ですがある程度のマージンを考えるとこの設定が丁度良い感じです。
[…] 色々すっ飛ばして交換作業。タイヤやチューブを外す作業については以前行ったチューブ交換の記事に書きましたので割愛します。 […]