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トヨタMR2(AW11)&自転車&ミニ四駆のカーライフ的なブログ

MR2 AW11のオイルフィラーキャップガスケット交換とデスビのオイル漏れ

オイルフィラーキャップガスケット交換前

オイルフィラーキャップにはゴム製のガスケット(パッキン)が使われています。
今のところ漏れたりはしていないのですが、約25年間、一度も交換されていないはず。
オイル交換時にスムーズに回せなくなってきたこともあり、170円と安いので交換してみることにしました。

 

オイルフィラーキャップ交換前裏側

交換前のパッキン。カッチカチになっています。この画像からは分かりませんがヒビも入っています。よく今まで頑張ってくれたもんです。最初はマイナスドライバーでコジッていたのですが・・・。

 

オイルフィラーキャップ破損

やってしまいました。オイルフィラーキャップが劣化して硬くなっていたので割れてしまったのです。約25年間、高熱に晒される部品なので、仕方がないといえば仕方がないのですが・・・。その後マイナスドライバーではなくカッターナイフで取り外すことに成功しました。

 

オイルフィラーキャップガスケット交換完了

新品に交換。先ほどの写真と全然違います。幸い折れた箇所は漏れたりはしなさそうなのでこのまま装着することに。漏れてきたらオイルフィラーキャップごと交換します。ちなみに新品のオイルフィラーキャップにはガスケットが装着されています。

 

オイルフィラーキャップガスケット交換完了

完了。当たりが柔らかく、スムーズに装着できます。一番上の写真と比較すると文字の位置が違うことに気が付きます。しばらく馴染むまで時間が掛かるとはいえ、パッキンの劣化も影響しているはず。

 

もう一つ。ディストリビューターからのオイル漏れについて。

MR2AW11デスビからのオイル漏れ

デスビからのオイル漏れは、トランスミッションのシンクロやリアのハブベアリングと並ぶ、AW11のウィークポイントの一つです。この問題については以前からネットで調べて知っていたのですがいざ見ると落胆しますね。オイル自体はデスビ内部から伝わって漏れてくるのでデスビとヘッドのOリングを交換してもあまり意味はありません。この問題を解決するにはデスビを交換すればよいのですが、何年か前に新品のデスビは生産を終了しています。少ないですがデスビのリビルト品を供給してくれているショップがあるので、ひどい場合はそちらを利用するしかありません。

浮谷商会

上記の写真はキャップとOリングを新品に交換後、4,5年といったところです。オイルはデスビの遮熱板に溜まっているので少し漏れてもしばらくは問題ないのですが、地形や振動でエンジンが傾いて垂れた場合は、近くにエキマニがあるのでとても危険、下手をすると炎上します。社外品のエキマニに交換している場合は取り回しが大きいのでさらに危険度が上がります。一年に1回くらいはキャップを外して目視点検をしたほうが良いでしょう。キャップはもちろんですが、遮熱板にもオイルが溜まっているのできれいに拭き取らなければなりません。

四半世紀以上前の設計なので仕方がないとはいえ、基本的な日常メンテ以外にも上記のようなメンテも含めないといけないので、旧車を所有するのは大変です。それに見合う価値があるかどうかも考えなければ。。。

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