MR2 AW11のリアバルクヘッドの内装を見た目そのままに軽量化してみる
以前、室内のアンダーコートを剥がした際にリアバルクヘッドの内装がやたら重かったので、いつか軽量化してやろうと考えてはや数年。ようやく素材を入手することに成功したので早速実行してみました。
AW11のリアの内装はエンジンの騒音を防ぐためか素材も特殊で、表面はフェルト布、裏側がゴムのような素材になっており、さらにバルクヘッド側に吸音材(スポンジ)が貼り付けてあります。以前の作業の際にスポンジは取ってしまったのですが、今回計測してみたところ、約5kgもありました。精々2kg程度だろうと思っていたのでかなりびっくりしました。(内装材だけを体重計に載せることができなかったので計測時の写真はありません)
リアバルクヘッドとはこの金具でビスとともに止まっています。柔らか目の金属で手で簡単に曲がります。
裏側。この棒を取り外すためにカシメを外す必要あり。
全体図。左側の大きな穴はエンジンフード開閉用の取っ手。私はボンピン仕様のために取っ手は以前取り去っています。また、リアコンソールボックスの取付金具のために本来は真ん中に4つの四角い穴が空いているのですが、これもボックス撤去後に目立たないように裏側からゴムシートを接着剤で貼って表面にはフェルトを貼り付けるという加工をしていました。運転席側後ろにある穴はハーネス用のアイボルトのために開けた穴です。一箇所間違えて空けてしまったので3箇所穴が空いてます(笑)
こちらは黒いフェルト布。800円くらいで入手。
暑さを比べると歴然。これは防音効果ないですね(笑)
穴を開けて金属を取り付け。ペラペラで薄いので注意しながら作業。
完成。全体の形は元の内装材を当てながら若干大きめに切りました。この状態の重さ、なんと350g!
取り付け中。薄いのでシワが寄ってしまいますが目立たなければよし。純正のようなゴムシートがないので触るとバルクヘッドの硬さが伝わります。
取り付け完了。遠目に見れば素材を変更したのかまったく分かりません。コートフックは使いづらかったので以前から取り外しています。
別角度。アイボルト用の穴をまだ開けていないので少し盛り上がっています。
下側はもう少し綺麗にする予定。素材が薄くなったためにプラスチックのピンがグラグラするので、後日厚さ調整したいと思います。
5kg→350gになりました。軽量化大成功。しかし予想はしていましたが室内は確実にレーシーになります。人を乗せる予定のある人はやめておいたほうが良いでしょう。良い音だけ聞こえればいいんですけど・・・。
2014/02/25追記
ロードノイズが凄いです。長距離の移動はかなり辛い。間にスポンジを入れるなりして何らかの対処をする予定です。