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トヨタMR2(AW11)&自転車&ミニ四駆のカーライフ的なブログ

ミニ四駆 ARシャーシの異音対策

ARシャーシの異音対策

前回の記事でフッソコートギヤシャフトに変更したら異音が発生したと書いたのですが、原因がなんとなく掴めてきました。ギヤシャフトの太さが変わってモーターのピニオンギヤとかみ合わせがきつい状態だったようです。今回はその対策方法のお話。

 

異音に関してはフッソコートギヤシャフトに変更する以前から多少はあったものの、他に比べるシャーシを持っていないので「こんなものか」と思っていました。

しかし、シャーシサイドの部分を両手で持って、ちょっとだけ上に反るように捻ると静かになるポイントがありました。これはもしや改善できるのでは?と思い、改善ポイントを探ってみることにしました。

ARシャーシを知っている人はご存知かもしれませんが、このシャーシはモーターをシャーシ下側からセットします。本来は電池を外さないとモーターを抑えているリアのカバーを取り外せないのですが、ちょっと工夫するとモーター、電池をセットしたままカバーを取り外すことが可能です。この状態でモーターの位置を上下に動かしてみると、ちょっとだけモータを下げた時に音が静になることを発見しました。(下げすぎるとプロペラシャフトに干渉してしまいます)

ARシャーシ 異音」でググってみると結構異音対策されている方が多いようです。ただ、対策箇所が様々なのでおそらくはシャーシの個体差によるものと判断しました。

少なくともバリはかなり個体差があります。私は2台エアロアバンテを買ったのですが、現在の2台目のシャーシの方がバリが多く、特にカウンターギヤのシャフトを通す穴に左右両方バリが残っていました。玩具として考えれば許容範囲内ですが、あまり気持ちのよいものではありません。

話を元に戻します。モータの位置調整にはGUPのタグを利用する方が多いです。タミヤ公式大会ではタミヤのパーツ(それもミニ四駆関係のみ)しか使っていはいけないレギュレーションなので、厚みを調整する素材として紙であるタグを利用するのは必然かもしれせん。

2013/07/16追記

00-2型番シャーシにしてから紙を挟まなくても異音が出なくなりました

 

ミニ四駆GUPのタグ

私もそれに習ってタグを瞬間接着剤で止めてみることにしました。

 

ARシャーシ異音対策

貼ったのはここ。モーターカバー(?)のトップ側、ギアボックスの隣です。タグを折り返して2重にし、アロンアルファで固定しました。(もしかしたらシャフト根本のモーターの出っ張りに当たる部分に紙を貼っても良かったかもしません)

 

ARシャーシカウンターギア

紙が若干はみ出てますが(笑)これで若干ピニオンギヤの位置が下がったはずです。

 

結果

カウンターギヤとピニオンギヤの隙間が調整されたことで異音が解消しました!

ふふぃ〜んという音がメインになりました。これが本来のミニ四駆の音のはず。

ところで、なぜギヤシャフトを交換したら異音が増加したかですが、ギヤシャフトが太くなったことでピニオンギヤとカウンターギヤの隙間がなくなり、カウンターギヤが押し付けられたような状態になって異音が出た、と推測しました。フッソコートギヤシャフトはノーマルより0.02mmくらい太いらしいです。ノーマルはバラつきも大きいためやはりフッソコートギヤシャフトにはするべきかと。ミニ四駆は各種ギヤの適性位置を出すのもかなり重要なんですね。でも適正位置を判断するのがなかなか大変ですね。異音が目安だと思いますが、それとスピードとの関係は自分ではまだ調べていないので未知数です。長期的な運用だとギアの破損率で適正か否かは判断できると思いますが。。。。

ひとまず、しばらくはこれで様子を見ようと思います。


グレードアップ No.400 GP.400 フッソコートギヤシャフト (ツバ付2本) 15400

 

保険的な工作

これは上記作業のついでに行いました。効果があるかどう分かりませんが、念のため。

カウンターギヤを取り外した状態でモーターを取り付けると、ピニオンギヤとシャーシの角が接触しそうな状態です。実際はモーターは結構ちゃんと固定されているはずなので接触してないと思います。しかし、本当にギリギリで、youtubeなどでジャパンカップのナイアガラなどを見ていると、ジャンプやコースアウトの拍子に接触するのではと思ってしまいます。

で、心配性な私はシャーシを少し削ることにしました。

 

ARシャーシのピニオンギアと接触しそうな箇所(カット後)

削ったあと。ほんのちょっとだけデザインナイフで削りました。

 

ARシャーシのピニオンギア付近

これも削った後ですが・・・見ての通りギリギリです。

多少不安材料が解消されたから良しとするか。

昔に比べれば精度は上がったのかもしれませんが、プラスチックでARシャーシのような複雑な形状の製品を作るのはなかなか大変なんでしょうか。

まだまだARシャーシと付き合っていこうと思います。

2012/12/12 追記
エアロサンダーショット購入時の01型番シャーシにも異音対策を施しました。
上記の対策だけでは異音が残っていたので、モーターカバー全体に厚めの台紙を折って貼り付けました。

01型番のARシャーシに異音対策裏
結構厚めです。

 

01型番のARシャーシに異音対策表
表側。

これで異音はなくなりました。
00型番と同じ対策をしてもダメだった理由がシャーシの型番変更によるものなのか単なる個体差なのかは不明です。
また、01シャーシ+エアロアバンテ付属の強化ピニオンではなぜか異音が出てしまいました。おそらくペラシャに干渉している感じです。エアロサンダーショット付属の形状だと問題なし。多分個体差だと思いますが。00型番の方はどちらでも大丈夫なので、手持ちのモーターはすべてカーボン強化8Tピニオンに変更しました。

 


ミニ四駆 REVシリーズ No.02 エアロサンダーショット (ARシャーシ) 18702


ミニ四駆REVシリーズ No.01 エアロ アバンテ (ARシャーシ) 18701

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1 comment
  1. […] この00-2シャーシ、モーター周りの精度が向上しているのか以前のように紙を挟んだりすることなく、普通にモーターをセットするだけで異音もなく綺麗な音で回ってくれてます。もう一 […]

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